Mrs. GREEN APPLE(ミセスグリーンアップル)で検索すると「いじめ」「不仲」「脱退」といったマイナスなワードが出てきて、気になっている方も多いのではないでしょうか。
人気絶頂のバンドにいじめなんてあったの?メンバー同士の仲が悪いの?と心配になりますよね。
結論から言うと、ミセスグリーンアップルのメンバー間にいじめの事実はなく、不仲説もファンの憶測から生まれたものでした。大森元貴さんの中学時代の不登校がきっかけで「いじめ」というワードが独り歩きしてしまったんですよ。
大森元貴さんのいじめや不登校の真相から、メンバーの脱退理由、そして2026年現在のミセスグリーンアップルの最新状況まで、気になるポイントを見ていきましょう。
大森元貴のいじめとミセスグリーンアップルの不仲説の真相
ミセスグリーンアップルの「いじめ」「不仲」の噂について、まず結論をお伝えしますね。
- ミセスグリーンアップルのメンバー間にいじめの事実は一切ない
- 大森元貴さんは中学時代に不登校だったが、理由は「音楽に没頭したかったから」でいじめではない
- 不仲説はファンの憶測が検索ワードとして広まっただけで根拠なし
- 2名の脱退は不仲やいじめとは無関係で、それぞれの新しい夢を追った結果
- 2026年現在、3人体制でPhase 3に突入し世界的な人気を誇る
ミセスグリーンアップルの知名度が急上昇したのは、2022年にレコード大賞を受賞した「ダンスホール」や、映画ONE PIECE FILM REDの劇中歌「私は最強」の楽曲提供あたりからでしょうか。
知名度が上がれば検索数も増え、良い面も悪い面も含めて注目されるのは避けられません。その結果、SNSではさまざまな憶測が飛び交うことになりました。
「メンバー内でいじめがあった?」「誰かがいじめっ子だった?」「いじめが原因で脱退した?」など、多くの推測がネット上に広がりましたが、実際にはどれも事実ではありません。
ミセスグリーンアップルのメンバー間でいじめがあった事実はなく、いじめっ子もいじめられっ子もいないのです。
では、なぜこんな噂が広まってしまったのでしょうか。
きっかけは、ボーカルの大森元貴さんが雑誌やラジオで「中学校時代に不登校だった」と語ったことでした。「不登校」と聞くと「いじめ」を連想する人は多いですよね。
ファンが「なぜ不登校になったのか」を知りたくて検索した結果、「いじめ」「不登校」「不仲」「脱退」といったマイナスワードが検索候補に並んでしまったというわけです。
大森元貴が「いじめで不登校」と噂される理由
大森元貴さんの不登校の真相を知るには、幼少期からの音楽との関わりを見ていく必要があります。まずはプロフィールから確認していきましょう。
| 名前 | 大森元貴(おおもり もとき) |
|---|---|
| 生年月日 | 1996年9月14日 |
| 出身地 | 東京都西東京市 |
| 職業 | シンガーソングライター・ギタリスト・俳優 |
| 担当 | Mrs. GREEN APPLE ボーカル・ギター |
小学生から作曲に没頭していた少年時代
大森元貴さんの父親はドラムを演奏しており、音楽好きの2人のお兄さんの影響もあって、幼い頃から多くの楽器や音楽に囲まれた環境で育ちました。
小学生の頃から「友達の話を聞いてもどこが面白いのか分からない」という感覚の持ち主で、感性の合う友人と出会うことが難しかったそうです。そんな自分に劣等感を感じながらも、曲を作ることの方がずっと楽しかったとのこと。
小学6年生でベースを購入し、独学で楽曲制作を始めたというから驚きですよね。小学生で作曲って、もう生まれ持った才能としか言いようがありません。
同級生と隣のクラスの担任の先生とでコピーバンド「1733(ワンセブンダブルスリー)」を結成し、コピー演奏はもちろんオリジナル楽曲の演奏も行っていました。
卒業式ではバンド演奏を披露し、卒業文集には「将来はミュージシャンになりたい!」という夢を書いていたそうです。12歳で将来を決めて突き進める決意、すごいですよね。
不登校の本当の理由は「勉強より音楽」
中学入学後、大森元貴さんはコードを学びたいと思い、おもちゃのギターの弦の張り直しから始め、のちにレスポールタイプのギターも購入しました。
軽音楽部がない中学校で先生に音楽活動の相談をしたところ、心無い断り方をされて大きなショックを受けたそうです。この出来事は大森元貴さんの心に深い傷を残しました。
本格的に楽曲制作に取り組むうちに「勉強は必要ないんじゃないだろうか」という気持ちが芽生え、次第に学校に行かなくなっていったのです。
本人いわく「引きこもりという感覚も不登校という感覚もなく、ただ家で曲を作っていただけ」とのこと。ラジオ番組「ミセスLOCKS」では「みんなが思っているほど行ってない訳じゃない、行事は必ず出席していました」とも語っています。
つまり、いじめが原因で不登校になったわけではなく、音楽という夢にまっすぐすぎたがゆえの選択だったんですよ。
家族の理解と若井滉斗との出会い
不登校になったことで両親やお兄さんに心配をかけてしまいましたが、大森元貴さんは事務所のオーディションに合格。ステージで演奏する姿を家族に見てもらい、音楽に対する熱量を理解してもらえたそうです。
お母さんは「心配はしていたけど相当理解があって、不安もありながらも応援してくれていた」と大森元貴さんは振り返っています。最初は反対していた家族も、最終的には音楽の道に進むことを認めてくれました。
一方、中学校のクラスメイトだった若井滉斗さんとの出会いもこの時期です。若井滉斗さんはサッカー部で、大森元貴さんが曲を作っていると聞いて興味津々で話しかけてきたそう。
若井滉斗さんは通学路が真逆なのに毎朝大森元貴さんの家のチャイムを押して「今日来る?」と声をかけていたというエピソードが残っています。毎回「行かなーい」と断られていたそうですが、このやりとりが2人の距離を縮めていきました。
大森元貴さんは「陽キャな若井滉斗さんが大っ嫌いだった」と笑いながら語っていますが、修学旅行で同じ班になったことをきっかけに仲良くなっていったそうです。
高校生でメジャーデビューの夢を実現
中学卒業後、大森元貴さんは「高校生でメジャーデビューしたい」という目標を掲げ、通信制の高校に進学して音楽と学業の両立を図りました。
在学中の2013年、高校2年生で「Mrs. GREEN APPLE」を結成。メンバーを集める際に誰よりも先に声をかけたのが、あの若井滉斗さんだったというのは感慨深いですよね。
何度かメンバーの入れ替えを経ながらも、バンド活動とアルバイトに励んだ結果、高校卒業の2日後にはメジャーデビューが決定。まさに有言実行の人生でした。
ミセスグリーンアップルの不仲説と脱退理由の真相
ミセスグリーンアップルでは過去にメンバーの脱退がありましたが、不仲やいじめが原因だったのでしょうか。脱退の経緯と真相を見ていきます。
2人同時脱退の経緯
現在のミセスグリーンアップルは大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さんの3人体制ですが、かつては5人で活動していました。2014年7月にベースの松尾拓海さんが脱退(メジャーデビュー前の出来事で、いじめや不仲とは無関係)。
そして2021年12月30日、ベースの高野清宗さんとドラムの山中綾華さんの2名が同時に脱退を発表しました。公式HPにはファンへの感謝のメッセージが綴られていましたが、詳しい脱退理由は記載されていませんでした。
この脱退発表を受けて「いじめがあったのでは」「メンバー間の不仲が原因では」とSNSで騒がれましたが、大森元貴さんは「道は違えど、僕らはこれからも家族」と温かく送り出しています。
高野清宗さんと山中綾華さんが長野県出身で、帰省の際に別々に帰ったことが不仲の根拠とされたこともありましたが、これは単なる事実の切り取りでしかありませんでした。
活動休止とソロ活動が生んだ誤解
2020年7月、ミセスグリーンアップルは事務所独立と活動休止を発表しました。この活動休止は大森元貴さんの提案によるもので、活動再開後のインタビューで藤澤涼架さんは責任を感じていたと語っています。
現メンバーの藤澤涼架さんと若井滉斗さんは「自分たちの力不足を感じていた」そうで、海外で楽器の修行をする計画を立てていました。しかしコロナ禍で実現には至らなかったようです。
活動休止中に大森元貴さんがソロ活動を開始したことで、ファンの間には複雑な気持ちが広がりました。KPOPのようなダンスを踊る姿に違和感を覚えた人もいたようです。
ただ、大森元貴さんのソロ活動はすべて「活動再開した時のミセスグリーンアップルの糧にするため」であり、メンバーも承知の上だったと明かしています。
ミセスグリーンアップルの楽曲のほとんどを大森元貴さんが手がけていることから「ワンマンなのでは」という声もありましたが、実際には大森元貴さんが作った楽曲をもとにメンバー全員で意見を出し合って調整していたとのこと。
大森元貴さん自身も「バンドじゃなきゃダメだ」「このメンバーで売れたい」という気持ちが強かったそうで、決してワンマンな姿勢ではなかったことが分かります。
活動休止前をフェーズ1、活動再開後をフェーズ2と位置づけ、フェーズ1は「船を作っている時期」、フェーズ2は「その船で旅に出る時期」と表現していました。このフェーズ間の変化が「方向性の違い」と誤解されてしまった面もあるようです。
脱退メンバーの現在(2026年最新)
脱退した2人のその後を見ると、不仲やいじめが理由でないことがはっきりします。
山中綾華さんは脱退後、社会保険労務士の資格取得に挑戦。合格率わずか6%の超難関国家試験を2回目の受験で見事に突破しました。現在は社労士事務所で働きながら、オンラインのドラムレッスンも行っています。
さらに2025年にはルーマニアモンテビデオのサポートメンバーとしてステージに立つなど、社労士とドラマーの二刀流で新たな道を歩んでいます。
高野清宗さんは「裏方として音楽を支える道を進みたい」と語っており、現在は母校の日本工学院ミュージックカレッジでベースの講師を務めています。
2024年には大西流星さん主演の映画「恋を知らない僕たちは」でバンド指導を担当するなど、教える側として音楽に関わり続けているんですよ。
2人とも音楽から完全に離れたわけではなく、それぞれの形で夢を追っている姿がありました。不仲やいじめで追い出されたのではなく、自分の意志で新しい道を選んだことがよく分かりますよね。
いじめがテーマの曲がある?
「ミセス いじめ 曲」という検索も見られますが、ミセスグリーンアップルにいじめを直接テーマにした楽曲はありません。
ただし、「僕のこと」や「StaRt」などの楽曲には、周囲との違いに悩みながらも自分の道を進んでいくというメッセージが込められています。大森元貴さん自身が中学時代に周囲との隔たりを感じていた経験が、楽曲に自然と反映されているのかもしれません。
「青と夏」のミュージックビデオにも学校生活のシーンが描かれていることから、いじめと結びつけて検索する人がいるようです。しかしこれはあくまでMVの演出であり、バンド自身のいじめ体験を描いた作品ではありません。
ミセスグリーンアップルの悪い噂はすべて憶測だった
ミセスグリーンアップルの「いじめ」「不登校」「不仲説」「脱退理由」について見てきましたが、どれもが憶測から生まれた根拠のない噂の独り歩きでした。
実際のメンバー3人はとても仲が良く、TOKYO FMのラジオ番組「ミセスLOCKS!」を聞けば、和気あいあいとしたトークの様子が伝わってきます。大森元貴さん、若井滉斗さん、藤澤涼架さんのそれぞれのInstagramでもメンバー同士が交流する姿が見られますよ。
2026年1月1日からはフェーズ3に突入し、TVアニメ「葬送のフリーレン」第2期のオープニングテーマ「lulu.」を担当。バンド史上初のスタジアムツアーも決定しています。
アルバム『10』はIFPIのグローバルチャートで世界10位にランクインし、バンドとしてのミリオンセールスも達成しました。ミラノ・コルティナ冬季五輪2026の応援ソングにも起用されるなど、国内外での活躍は留まるところを知りません。
いじめも不仲も根拠のない噂に過ぎず、大森元貴さんの不登校は音楽への純粋な情熱から生まれた選択でした。これからも3人の音楽に対する真摯な姿勢が、多くの人の心を動かし続けていくことでしょう。

