動あり（どうあり）さんは、下ネタを中心としたパロディ動画で注目を集めている日本の男性YouTuberです。
代表的な下ネタ系クリエイターの一人として知られており、YouTubeの規制と向き合いながらも、独自のスタイルを貫いて活動しています。
その姿勢も含めて、コアなファン層から根強い支持を得ている人物です。
YouTubeにはさまざまなジャンルの動画が投稿されていますが、中には「刺激が強いと分かっていても、つい最後まで見てしまう」そんな不思議な引力を持つ動画も存在します。
動ありさんの動画も、まさにそのタイプだと言えるでしょう。
王道とは異なる切り口ながら、下ネタというジャンルを軸に存在感を発揮し、YouTube界で独自のポジションを築いてきました。
本記事では、そんな動ありさんについて、学歴や年齢などのプロフィール情報、さらに顔出しをしているのかどうかといった点を中心に、気になる情報を整理しながらご紹介していきます。
動ありの顔は公開されている？まず結論から
結論から言うと、今のところ、動ありさんが公式に素顔を顔出しした事実はありません。
モザイク処理や被り物で素顔は一切見えません。
ファンアカウントを見ていると、「顔バレ」「素顔流出」といった言葉を使った動画や画像がいくつも出てきますが、正直なところ、本人の実写だと断定できる決定打は見当たらない、というのが実情です。
解説系ブログやまとめ記事を見ても、「明確な顔バレ画像は存在しない」「イケメンかどうかは判断材料がない」といった書かれ方がほとんどで、確定情報として扱われているものはありません。
そもそも動ありさん自身が、「素顔は微妙」「顔は出さない」といったスタンスだとされていて、ファン目線で見ても、あえて顔出しをしない方針で活動していると考えるのが自然だと思います。
動ありさんは、わりとギリギリの動画を投稿していることが多く、本名や素顔といった身バレにつながる情報の扱いがかなり慎重だとも言われています。
コラボ動画でも、顔がはっきり映らないように工夫されている場面が多く、「ここまでは見せない」という線をきっちり引いている印象があります。
動ありの中の人はどんな人物なのか
「動あり」という活動名は、「動画ありで登録者10万人チャレンジ」を省略したものです。
生年月日は2001年3月14日生まれで、血液型はAB型とされています。
下ネタ系YouTuberの中でも、関西圏を代表する存在として扱われることが多く、テンポや言い回しにも関西らしさがにじみ出ています。
YouTube活動を始めたのは、高校在学中の2019年ごろ。
当初はアフレコ系の動画投稿が中心でしたが、バズをきっかけに一気に流れが変わり、本格的に活動を拡大していきました。
チャンネルの内容と作風
動ありさんの動画は、ゲームやテレビ番組、CMなど、誰もが一度は見たことのある題材をベースに、下ネタ全開のパロディへと魔改造していくスタイルが特徴です。
特に有名キャラクターが素材になる率は高めで、「そこ行く？」という発想力がクセになります。
中でも印象的なのが、著作権ギリギリを攻めるスタイルは人気です。
企画力と編集力で押し切るタイプなので、単なる下ネタで終わらないのが強みです。
また、下ネタだけでなく、自分のやらかしや不幸エピソードをネタにする自虐スタイルも多め。
モデル詐欺に遭った話や、車の事故ネタなど、普通なら黒歴史で終わりそうな出来事を、きっちり「笑い」に変えてくるのがクセになる人もいるでしょう。
動ありがウケる理由
動ありさんがここまで多くの視聴者に「なんかツボる」と言われる理由は、単に下ネタが過激だから、という話ではありません。
見ている側として感じるのは、いくつもの要素が、かなり計算されたバランスで噛み合っているという点です。
ファン目線で整理すると、だいたい次のポイントに集約されます。
① 語彙力と教養を、わざわざ変な方向に使ってくる
動ありさん最大の特徴は、内容はどう考えても下品なのに、言葉の選び方だけは無駄に知的なところです。
普通なら使わない比喩や、やたら難しい四字熟語、ちょっと古めかしい言い回しを、あえて下ネタにぶつけてくる。
見ている側としては、「いや、そこにその語彙使う必要ある？」となるのですが、このズレがそのまま笑いになっています。
このせいで、ただの下品動画では終わらず、妙にクセになるエンタメに昇華されている印象があります。
② テンポが早すぎるのに、字幕がありちゃんと聞き取れる
動ありさんの動画は、とにかく展開が速いです。
短時間で情報量が異常に多い。
今どきのショート動画に慣れている層からすると、このテンポ感はかなり心地いいはずです。
「無駄な時間がない」という意味で、タイパがいいんですよね。
しかも、あのスピードで喋っているのに、ほぼ字幕付き。
これはもう、下ネタ以前に、プロとしてのプライドだと思います。
③ 自分を落としきるから、嫌な感じが残りにくい
動ありさんのネタは、基本的に自分がいちばん損をする構図になっています。
理想論を語るでもなく、きれいごとでまとめるでもなく、欲や怠惰、どうしようもなさを、わざと全部さらけ出す。
だから見ている側は、「こいつ最低だな」と思いながらも、どこかで「まあ、人間そんなもんだよな」と共感してしまう。
他人を叩く方向に行かない分、内容は過激でも、見終わったあとに変な後味が残りにくいのが特徴です。
⑤ ニコニコ的ノリを、今のYouTubeに合わせている
動ありさんの作風は、どこか昔のニコニコ動画文化を感じさせます。
アフレコ、MAD、内輪ノリ、ネット文脈が分かる人向けの笑い。
それをそのまま持ってくるのではなく、今のYouTubeの尺やテンポに落とし込んでいるのが強いところ。
ネットスラングや「分かる人には分かる」ネタを多用するので、コアなネットユーザーからの支持が厚いのも納得です。
動ありさんの魅力を一言で言うなら、「無駄に頭を使って、どうでもいいことを全力でやっている」ところ。
IQ高めの言葉遊びで、IQ低めの内容を語る。
この矛盾そのものが、他の下ネタ系YouTuberと一線を画している理由だと思います。
だからファンとしては、「次は何を言い出すんだろう」という期待込みで、つい動画を開いてしまうんですよね。
なぜ消えない？動ありが規制ギリギリでも生き残る背景
YouTubeのルールは、年々どんどん厳しくなっています。
そんな中で、下ネタ全開の動画を出しているのにまだ消えていないのが、動ありさんです。
動ありさんは、下ネタ中心の作風ゆえに、これまで動画削除・収益化停止・1週間のアカウント停止など、何度も規制を受けてきました。
特に2022年以降は状況が厳しく、チャンネルを守るために200本以上の動画を削除する判断をした時期もあります。
一時は永久BAN寸前まで追い込まれましたが、攻めと引きを調整しながら、今もギリギリのラインで活動を続けています。
動ありさんは、今も下ネタ路線の動画を投稿し続けていますが、それでもチャンネルが消えていないのには、ちゃんと理由があります。
規制との付き合い方が変わった
動ありさんは、YouTubeのAI審査のクセを理解したうえで、表現の出し方をかなり工夫しています。
画面の使い方をずらしたり、直接的な言い回しを避けたりと、を試行錯誤してきたタイプ。
過去に大量の動画削除を経験している分、どこがアウトで、どこがグレーかは体感レベルで分かっているように見えます。
一度、本気で引いたことが大きい
一時期、このまま行けばチャンネル終了、というところまで追い込まれたことがありました。
そのときに、動画を大量に整理し、やるべき対応を全部やったことで、いったんリセットをかけた形になります。
結果的に、「もう一回やり直す意思はある」という姿勢が伝わり、活動を続けられる状態に戻った、という流れです。
下ネタだけに依存しない身体を張った企画
もう一つ大きいのが、下ネタ一辺倒ではない企画も混ぜて、ファンとの接点を分散させています。
国民的キャラクターを用いた検証や、サバイバル企画など体を張った企画など年齢制限を避けた内容も取り入れつつ、コアなファン層はしっかり維持。
運営に文句を言いながらも、結局はそのルールに合わせて形を変えていく。
この柔らかさが、今も活動できている一番の理由かもしれません。
【顔出し事情】動ありの素顔が話題になる理由
動ありさんは、これまで一度も素顔を公式に公開していません。
本人もたびたび「顔は別に良くないから出さない」と自虐っぽく話しており、最初から顔出ししない前提のスタイルを選んでいます。
動ありさんの動画は、かなりギリギリの表現を攻める内容が多め。
もし顔を出してしまうと、自虐ネタやセンシティブな話題がそのまま本人に直結してしまい、炎上や身バレのリスクが一気に跳ね上がります。
そのため、コラボ動画でも相手側に配慮してもらいながら、自分だけは顔を隠すというスタンスを崩していません。
一般的には、顔出しをすると「信頼感が出る」「親近感が湧く」と言われがちですが、動ありさんはそこをあえて取りません。
それよりも、
- 個人特定されるリスク
- 誹謗中傷が直接向く危険
こうしたデメリットの方を重く見ている印象です。
※声は特徴的らしく声でバレたことがあるとかないとか
動ありに彼女はいる？プライベート面の噂を整理
結論から言うと、動ありさんには現在お付き合いしている彼女がいると見ていい状況です。
ただし、彼女の素性や私生活については、かなり情報を絞って話しており、同棲や将来の話など、踏み込んだ部分は明かされていません。
実際、「裏では彼女と赤ちゃんプレイをしている」といった、かなりぶっちゃけた発言をしている回もあり、その中で「ガチ恋勢への配慮で言ってなかったけど、ちゃんと言う」というニュアンスの話をしていた場面も確認されています。
ファン目線で見ると、隠していたというより、どう伝えるかを悩んでいた感じが近いかもしれません。
その一方で、元カノや失恋エピソードについてはかなりオープン。
たとえば、「彼女とデートするために80万円の中古車を買ったのに、すぐフラれてSNSもブロックされた」というエピソードは、もはや定番の自虐ネタ。
こうした失恋話や、下ネタ寄りの恋愛エピソードを包み隠さず話すスタイルなので、結果的に「実は恋愛経験はそれなりにあるよね？」と思われるのも無理はありません。
非モテキャラで売りつつ、実際の話を聞くとそうでもないようです。
家族や周辺エピソードにまで広がる恋愛ネタ
少し変わったところでは、「彼女が動あり名義のSNSをすべてブロックしている」といった話も出てきます。
下ネタや過激な動画から距離を置きたい、という彼女側のスタンスが想像できます。
また、「妹は自分のアンチ」「妹の親友がガチ恋勢で、彼女の存在を知って泣いた」など、恋愛の話が家族エピソードにまで派生するのも特徴。
ここまで全部ネタにするのは、正直、かなり振り切ってます。
非モテ営業とファン心理の間で
ネット上では、「非モテキャラだと思って見てたのに彼女いたのか」とモヤっとする声が出るのも事実。
動ありさん自身も、「ガチ恋がつらくなるから言えなかった」というニュアンスで話しており、キャラとリアルのバランスには相当気を使っている様子が伝わってきます。
学歴について｜進学先はどこまで判明している？
まず前提として、動ありさんの具体的な学歴（高校名・大学名）は公表されていません。
プロフィール系の記事やまとめを見ても、「高校・大学などの詳しい学歴は一切公開していない」という整理がほとんどです。
動画内では、「偏差値30だった」「ギリギリで高校を卒業した」といった発言が出てきますが、これはあくまで自虐ネタとしての自己申告。
実際の学校名や、どこの高校・大学だったのかといった具体的な情報は出していません。
たまに見かける「ヒューマンバグ高校からヒューマンバグ大学に内部進学」という表記ですが、これは完全にネタ設定です。
実在する学校ではなく、漫画動画チャンネル「ヒューマンバグ大学」をもじったもの。
記事側でも「ヒューマンバグ大学は架空の大学」「実際の出身校は不明」と書かれていることが多く、公式な学歴情報として扱われているわけではありません。
動ありさんの場合は学歴を売りにしているタイプではないので、個人の特定を避けるためにも学歴はあまりオープンにしていないようです。
動ありはどこ出身？活動スタイルとの関係性
まず前提として、動ありさんの出身地は公式には明かされていません。
ただし、話し方や動画内の雰囲気から見て、関西圏出身の可能性が高そう、というのがファンの共通認識です。
出身地についての扱いプロフィール系のサイトなどでは、出身地が「日本のやまびこ村」と紹介されることがありますが、これは完全に本人のネタ設定。
実在する地名ではありません。
動画内では、かなりの関西弁で話しており、標準語を使う場面はほぼなし。
そのため、「関西のどこか出身なんだろうな」という推測はされていますが、都道府県名や市町村名レベルの話は一切出ていません。
現在の生活拠点については、「祖母の家に住んでいる」という話がよく出てきます。
まとめ情報などを見ると、もともとは実家で動画を撮っていたものの、妹さんの受験勉強の邪魔になるため、祖母が老人ホームに入所したあとに空いた家へ移動し、一人で撮影する環境を作った、という流れのようです。
動画内でも、「ばあちゃんち」「祖母の家」といった言い方をしており、生活の場と撮影場所を兼ねている、という設定で話されています。
YouTubeの収益規模はどの程度なのか
動ありさんの年収は「数百万円〜1,000万円台後半あたり」と見ておくのが一番現実的です。
ネット上では「年収2,000万円クラス」なんて数字も出回っていますが、本人の発言や収益構造を踏まえると予測サイトほど夢のある数字ではなさそう、というのが正直なところです。
ただし、少なくともYouTube一本で生活できるレベルの収益は出ていると考えていい状況です。
動ありさん自身は、2022年12月時点で年商1,100万円だったと語っているとまとめられています。
ただし、ここで言っているのは「年収」ではなく「年商」。
経費やら何やらを引く前の数字
「条件が良ければ年収2,000万円に届く可能性」という話もありますが、これはあくまで再生数が伸び続けた場合の推計であって、本人が正式にそう言い切っているわけではありません。
ただし、動ありさんの動画は、あくまで下ネタがメイン。
そのため、一般的な企業タイアップやPR案件とは正直、相性がかなり悪いジャンルです。
国民的キャラクターのグッズ（ドラえもん、アンパンマンなど）をフル活用した動画もアップされていますが公式や関連企業が下ネタ文脈での使用をOKする可能性は低め。
結果として、ネタとしては使えても、案件にはつながりにくいという立ち位置になっています。
企業ウケを狙ってキャラを丸めるより、面白さ優先でやり切っている印象が強いです。
大手案件が少なくても見た目のインパクトと固定ファンで回るチャンネルになっている、という見方もできます。
動ありという人物まとめ
動ありさんは、下ネタを軸にしたパロディ動画で強烈な印象を残しつつ、YouTubeという厳しい環境の中で独自の立ち位置を築いてきた男性YouTuberです。
特に注目されやすい「顔」については、現時点で公式な顔出しは一切なく、本人もあえて素顔を見せない選択をしています。
これは単なる照れやキャラ作りではなく、過激な作風ゆえの炎上・身バレ対策を含めた、かなり現実的な判断だと感じます。
一方で、顔を出さなくても成立しているのが動ありさんの強さです。
語彙力を無駄遣いする知的な下ネタ、テンポの良いトーク、徹底した自虐スタイル。
どれも「嫌われにくい下ネタ」を成立させるための工夫が詰まっています。
規制による動画削除や収益化停止、200本超の動画整理といった修羅場を経験しながらも、攻めと引きを見極めて活動を続けてきました。
企業案件がつきにくいジャンルでも、固定ファンに支えられて成立している点は、コンテンツ力の証明と言えるでしょう。
これからも規制と向き合いながら、動ありさんらしいやり方で突き進んでいく姿を応援したいです。
