山田千賀子の現在は?てるみくらぶ破綻後についてわかっていること

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てるみくらぶの山田千賀子さんの現在を調べると、「現在も服役中」と書いた記事が上位に出てきます。ただ、その一文がどの報道に基づいているのかは、読んでも示されていません。

ここでは日本経済新聞・TRAICY・トラベルボイス・ハフポスト・帝国データバンク・NetIB-Newsという一次と大手の記録を、事実の土台にします。上位のまとめ記事は、何をどこまで書いているのかを確かめる対象として扱い、事実の根拠には使いません。

【記事のポイント】

  • 確認した一次・大手の範囲でたどれるのは、2018年7月20日の東京地裁判決までだった
  • 判決は懲役6年(求刑懲役8年)で、本人は公判で起訴内容を認めている
  • 「現在も服役中」と書いているのは検索2位のまとめ記事だけで、確認した15件の範囲に一次・大手の裏づけはない
  • 収監の開始時期・刑期の起算日・満期に触れた記述は、確認した15件と抜粋の範囲では見当たらない
  • 検索結果15件のうち、判決より後の出来事に触れているのは1件だけだった
  • 「山田 千賀子 宗教」で調べても、本人の信仰について書いた記述は確認した範囲では0件だった
  • 大学名は確認した一次・大手の範囲では特定されておらず、2位も「報道で明らか」としか書いていない
  • 検索結果には同姓同名の別人のページが1件混ざっている
  • 詐取額の内訳は三井住友銀行から約4億円・東日本銀行から約1億5千万円と報じられている
  • 2017年11月ごろ、自宅から破産管財人に申告していない現金約700万円が見つかったとも報じられた
  • 判決では、親族からの借入れで300万円を破産財団に組み入れたことや前科がないことが考慮された
氏名 山田千賀子(やまだ ちかこ)
肩書 株式会社てるみくらぶ 代表取締役(帝国データバンク・トラベルボイス)
判決 懲役6年(求刑懲役8年)/2018年7月20日・東京地裁429号法廷(日本経済新聞・TRAICY)
罪名 詐欺罪など/破産法違反などで起訴(日本経済新聞・TRAICY)
報道時の年齢 ハフポストは2018年2月の記事で「山田千賀子被告(67)」、日本経済新聞は同年7月の判決記事で「山田千賀子被告(68)」と記載(生年月日は確認した範囲では不明のため、差の理由は断定しない)
会社 1998年12月設立・従業員130名・2016年9月期の年売上高 約195億円(帝国データバンク)
現在 確認した一次・大手の範囲では、判決より後の記録が見当たらない

山田千賀子の現在は?てるみくらぶ破綻後についてわかっていること

  • てるみくらぶの山田千賀子は現在どうしている?一次と大手で確認できる範囲での答え
  • 出所したのか?服役と時期について確認できること
  • 検索上位はどこまで裏が取れているのか|15件を数えて分かったこと
  • 「山田 千賀子 wiki」で出てくるページはあるのか
  • 「宗教」との関係が検索される理由|確認できること
  • 同姓同名の別人と混同されている検索結果を整理

てるみくらぶの山田千賀子は現在どうしている?一次と大手で確認できる範囲での答え

結論から言うと、確認した一次・大手の範囲では、判決より後の様子を伝えた記録は見当たりませんでした。新聞社や通信社が服役や出所を報じた記事は、調べた範囲では見つけられませんでした。

確認した範囲でたどれるのは、2018年7月20日に東京地裁で言い渡された判決までです。この日を報じたTRAICYの記事が、確認した15件の中で最も新しい報道でした。

つまり、確認した15件の中では、報道が約8年前で止まっているということになります。破綻の当時はあれだけ大きく報じられたのに、そのあとを追った記事が同じ範囲では見当たらないのです。

一方で「現在も服役中」と書いている記事はあります。ただし、確認した15件の範囲でそれを書いているのは検索2位のまとめ記事だけで、新聞・通信社の記事はありませんでした。

出所したのか?服役と時期について確認できること

「出所したのか」は、この検索でいちばん多い疑問だと思います。ただ、確認した一次・大手の範囲に、答えられる材料がありませんでした。

検索2位のまとめ記事は「てるみくらぶ事件の中心人物の山田千賀子は現在服役中!」という見出しを立て、本文でも「正式に捌かれて現在も服役中」と書いています。ただし、その根拠となる報道は示されていません。

気をつけたいのは、収監がいつ始まったのか、刑期の起算日はいつなのか、満期はいつになるのかに触れた記述が、確認した範囲では一件もないという点です。同じ範囲では、年の見当をつける材料そのものがありません。

関連キーワードには「山田千賀子 出所」も並びます。ただ、確認した範囲でこの語が出てくるのはQ&Aサイトの仮定の質問で、出所したという事実を書いたものではありませんでした。

整理すると、確認できるのは2018年7月20日の懲役6年の判決までで、その後の服役や出所については、確認した15件と抜粋の範囲では、一次・大手にも二次にも時期を示す記述が見当たらないということになります。

検索上位はどこまで裏が取れているのか|15件を数えて分かったこと

上位記事の書きぶりに差があるので、検索結果を1件ずつ数えてみました。数えた対象は、メインキーワードで出てきた15件です。

結論から言うと、確認した15件のうち判決より後の出来事に触れているのは1件だけでした。その1件が検索2位のまとめ記事で、新聞・通信社・雑誌といった一次・大手の記事は、同じ15件の中には0件です。

ここで、15件の内訳を整理します。

区分 件数 中身
判決より後の出来事に触れている 1件 2位(まとめ記事)
うち一次・大手 0件(確認した15件の範囲) —
破綻・逮捕・判決を報じた大手 11件 1位 東京商工リサーチ・4位 トラベルボイス・5位 日本経済新聞・6位 AERA・7位 ハフポスト・8位 TRAICY・9位 週刊女性PRIME・10位 Yahoo!ニュース エキスパート・13位 帝国データバンク・14位 NetIB-News・15位 トラベルWatch
旅行会社のブログ 1件 12位
企業クチコミサイト 1件 3位
同姓同名の別人 1件 11位

2位の書きぶりも見てみました。この記事は東京商工リサーチに言及し、「報道で明らか」という表現も使っています。ただ、どの媒体がいつ報じたのかをそろえて示した箇所は0件でした。

中身を突き合わせると、二つに分かれます。負債151億円・粉飾決算・懲役6年・従業員数といった項目は、一次・大手の記録で裏が取れます。一方で、1973年の大学卒業、26歳での役員就任、1982年の社長就任、神奈川県の私立大学卒業、そして「現在服役中」は、同じ範囲で裏づけをたどれませんでした。

「山田 千賀子 wiki」で出てくるページはあるのか

関連キーワードに「wiki」が並ぶので、確かめてみました。結論としては、確認した範囲では、本人のWikipediaページがあると読める記述は見当たりませんでした。

検索結果15件の中にも、Wikipedia系のドメインは入っていません。確認した範囲では、人物のページを探して「wiki」と付け足しても、たどり着けるものがない状態です。

近いものとしては、破綻を伝えたウィキニュースの短信があります。ただしこれは2017年11月8日の逮捕を伝えるニュースで、人物のプロフィールページではありません。

あなたが「wiki」で経歴をまとめて確認しようとしたなら、その入り口自体が用意されていない、というのが調べた範囲での答えです。

「宗教」との関係が検索される理由|確認できること

関連キーワードには「山田 千賀子 宗教」も入っています。ただ、この語で調べても、確認した範囲では本人について答えている記述はありませんでした。

結論から言うと、確認した範囲では本人の信仰や宗教について書いた記述は0件です。「信仰」という語を含む記述も、同じ範囲で0件でした。

では何が出てくるのか。該当するのは会社についての記事で、「てるみくらぶ」と宗教系法人との意外な接点、という見出しがついています。

ここが肝心なところです。その記事自身が、「てるみくらぶと宗教団体を繋ぐのは、山田千賀子社長ではなく」と書いています。

記事によれば、繋いでいるのは会社の親会社にあたる法人のオーナーで、現在も役員だという人物です。つまり記事は、本人ではない別の人の関係として書いており、本人の信仰について述べたものではありません。

ただし、これを伝えているのは確認した範囲でこの1件だけで、一次・大手の裏づけはありません。当サイトでは、その人物の氏名や経歴には踏み込みません。

なお、記事は「この続きを読むには有料購読の登録が必要です」で途切れており、接点の中身はそこから先が読めません。法人名も伏せられたままです。

同姓同名の別人と混同されている検索結果を整理

検索結果には、事件とはまったく関係のないページが1件混ざっています。ここ、読み間違えると別の方の経歴を当てはめてしまうので、先に切り分けておきます。

11位に出てくるのは、ある一般社団法人の代表理事へのインタビュー記事です。代表理事の方が同姓同名というだけで並んでいます。

別人だと判断できる根拠は、記事の中身そのものです。この記事は事件とはまったく別の分野の団体を紹介したもので、本文を通しててるみくらぶにも破産にも判決にも一度も触れていません(当方が実測した該当語の出現は0件)。

一般の方の紹介記事なので、当サイトでは経歴などの中身には触れません。押さえておきたいのは、この記事は別の方のものだという一点です。

山田千賀子の現在に至るまで|てるみくらぶの破綻と裁判で確定した事実

  • てるみくらぶとはどんな会社だったのか
  • 「自力で帰ってきてください」と言われた騒動の経緯
  • 破綻の原因は何だったのか|判決と会見で確定した事実
  • てるみくらぶ山田千賀子の経歴|社長になるまで
  • 大学はどこ?学歴について確認できること
  • 若い頃について公表されている範囲
  • てるみくらぶ・山田千賀子の現在についてわかっていることのまとめ

てるみくらぶとはどんな会社だったのか

ここからは、一次・大手で確認できる事実だけを並べていきます。まず会社の輪郭からです。

帝国データバンクによると、株式会社てるみくらぶは1998年12月に設立され、自社サイトを使った海外主体の一般旅行業を手がけていました。ハワイ、グアム、サイパン、韓国、台湾などの一都市滞在型の海外パッケージツアーが中心です。

規模も出ています。資本金6000万円・従業員130名で、札幌、名古屋、大阪、福岡に営業所を置いていました。年売上高は2011年9月期が約134億2400万円、2016年9月期は約195億円です。

トラベルボイスは「1998年の創業以来、格安ツアーや格安航空券を販売する会社として成長してきた」と書き、安く売れた理由として航空会社やホテルの閑散期の空席や客室を安価で仕入れられた点を挙げています。

そして2017年3月27日、東京地裁へ自己破産を申請し、同日、破産手続き開始決定を受けました。申請時の負債は約151億円です。

「自力で帰ってきてください」と言われた騒動の経緯

破綻の瞬間に海外にいた人が大勢いたため、この言い方が検索されています。ただ、確認した記録の範囲ではこの言葉そのものの出どころがたどれませんでした。

まず数字から。トラベルボイスによると、3月23日の段階で約3000名が渡航中でした。行き先はハワイ、韓国などアジア、ヨーロッパが中心です。

会社側の対応について、検索2位のまとめ記事は、3月24日に臨時休業の張り紙だけを残して休業し、客からの問い合わせに答えなかったと書いています。休業の理由は発券システムのトラブルとして告知されていた、という記述です。

ただしこれは2位の記述で、同じ内容を一次・大手でたどれる記録は、確認した15件の範囲では見当たりませんでした。

次に文言です。確認した記録の中に、検索されている言い方と一字一句同じ形のものは見当たりませんでした。近いものは3つあり、しかも誰の言葉かがそれぞれ違います。

個人ブログの1件は「ごめんけど自力で帰って来てね」を会社からの通告として書いています。別のブログは「海外にもう出発しちゃった人は自力で帰ってきてね」を元社長が会見で言ったこととして書いていますが、どちらも顔文字つきの書き方で、発言をそのまま写したものではありません。

大手の記録も読み取れません。NetIB-Newsは「なんとか自力で帰国してほしい」の主語を「同社は」と書いていますが、直前の「渡航しないことを強く勧める」には(山田千賀子社長)と付けています。同じ段落の中で書き分けが揺れており、どちらの言葉なのかは決められませんでした。

では、一次の会見記録はどうなっているのか。トラベルボイスによると、山田さんは帰りの便について「顧客に発券済みの航空券が渡っている段階で乗れるのが基本のため」として「問題はないはず」と述べています。

宿泊についても案内がありました。すでに現地にいる旅行者に対しては、現地オペレーターを介して、ホテルなどに再度代金を支払えば利用できることを連絡していると説明しています。

これから出発する人には「何とか、出発をお控えいただき、皆様の安全につなげていただきますようおねがいいたします」と呼びかけました。

ただし本人も言い切ってはいません。同じ場面で、現地空港のスタッフが誤って搭乗を断る可能性にも触れています。

つまり、会見の記録に残っているのは発券済みの航空券で帰れるはずだという推量つきの説明であって、「自力で帰ってきてください」という突き放した言い方ではありません。当サイトでは、誰の言葉かも、その言い回しがあったかどうかも断定しません。

③旅行者以外に及んだ影響

影響は旅行者だけではありませんでした。検索2位のまとめ記事によると、在籍していた約130人の社員は、破綻が近づいた時期に残業代が発生しないことが多々あったとされ、倒産後も救済措置がないまま各自で再就職先を探す状況になったと書かれています。

内定が決まっていた人もいました。同じ記事は、破産が分かっていながら採用活動が続けられていたとしています。

一方で、内定者には支援の動きもあったとされています。報道を受けて多くの企業が厚生労働省に問い合わせ、無試験・無面接での採用を呼びかける企業も出てきた、という記述です。

いずれも2位の記述で、一次・大手で同じ内容をたどれる記録は確認した範囲では見当たりませんでした。当サイトでは、個々の方が特定できることは書きません。

破綻の原因は何だったのか|判決と会見で確定した事実

原因については、判決と本人の説明の両方が記録に残っています。ここが記事全体で最も裏の取れている部分です。

まず判決から。日本経済新聞によると、河本雅也裁判長は「犯行の計画性や常習性は明白で、手口も巧妙だ」として、懲役6年(求刑懲役8年)を言い渡しました。山田さんは公判で起訴内容を認め、「迷惑をかけてしまい、申し訳ない」と謝罪しています。

起訴された中身も具体的です。TRAICYによると、三井住友銀行と東日本銀行から5回にわたって、航空機チャーター費用などと偽った融資金5億4,000万円の詐欺と、破産手続き後に社内に保管していた個人資産の現金1,000万円を破産管財人に申告しなかった破産法違反などで起訴されていました。

銀行ごとの内訳も報じられています。ハフポスト(朝日新聞デジタル配信)によると、偽造した取引先の請求書などを使って三井住友銀行から約4億円を詐取したとして詐欺容疑で逮捕・起訴され、東日本銀行からも同様に約1億5千万円を詐取したとして逮捕されています。

自宅からの発見についても記録があります。同じ記事によると、2017年11月ごろ、自宅から破産管財人に申告していない現金約700万円が見つかり、警視庁は債権者への返済を逃れるために隠していた資産の一部とみていました。これは社内に保管していた1,000万円とは別の話です。

判決で考慮された事情も伝えられています。TRAICYによると、山田さんは公判で起訴内容を認めたうえで、親族から240万円を借り入れて300万円を破産財団に組み入れたことや、前科がないことなどが考慮されました。当サイトでは、その親族が誰かは書きません。

裁判の日程については、検索2位のまとめ記事が、初公判は2018年5月14日に開かれ、その場で懲役8年が求刑されたと書いています。判決は執行猶予のつかない懲役6年だった、という整理です。ただし初公判の日付を伝えた一次・大手の記録は、確認した15件の範囲では見当たりませんでした。

粉飾決算については、会社自身が認めています。トラベルボイスは、11月6日開催の債権者集会で「多額の粉飾決算」の項目の入った資料を配布し、同社は粉飾決算があったことも認めていると伝えました。

①本人が債権者の前で語ったこと

NetIB-Newsによると、その債権者集会には全国から約1,000人が出席しました。山田さんはその席で「嘘に噓を重ね、売上至上主義で赤字に陥った」と話しています。

続けて「部門担当者が現場で指揮していたとはいえ、会社の方針は自分の指示であり弁解の余地はない」とも述べたと記録されています。責任の所在について、本人が自分の言葉で語った部分です。

この日の様子は東京商工リサーチも伝えています。2017年11月7日の記事によると、3月の破産時の会見以来、表舞台から姿を消していた山田さんが7カ月ぶりに債権者の前に立ち、黒いジャケット姿で終始うつむいていた、という書き方です。

②破綻当日に本人が説明した経緯

破綻直前まで新聞広告で販売を続けていた点を会見で指摘されると、山田さんは「とにかく生きることしか考えていなかった」と話しました。「このような結果を招くことは全く考えていなかった」とも述べています。

直接の引き金として本人が挙げたのは、IATAに対する3月23日の支払い4億円の調達ができなかったことでした。銀行やスポンサーによる調達の見通しをつけていたが、22日にそれができないと判明した、という説明です。ここは本人が会見で語った経緯であって、判決が認定した因果とは分けて読む必要があります。

会見の終わりには「最後までがんばろうとしたことがかえってご迷惑をかけてしまった」と謝罪し、「経営判断のミスが今回のことになったのか」という記者の問いには「はい、そうなります」と答えました。

てるみくらぶ山田千賀子の経歴|社長になるまで

経歴については、まとめ記事が細かく書いています。ただ、一次・大手の裏づけがどこまであるのかを分けて見る必要があります。

まず一次・大手で確認できるのは、株式会社てるみくらぶの代表取締役だったことです。帝国データバンクの倒産速報にも「代表山田千賀子氏」と記載され、トラベルボイスも会見で「代表取締役、山田千賀子氏」と紹介しています。

一方、検索2位のまとめ記事はもっと詳しく書いています。大学卒業後に東京都内の旅行会社に就職し、添乗員や営業職を経験して26歳で役員に就任、1982年に社長へ就任したという流れです。関連会社の社長も兼任していたとも書いています。

会社名まで書いている箇所もあります。同じ記事は、就職先を「アイ・トランスポート」とし、2005年に設立した関連会社「自由自在」の代表取締役を兼任していたとしています。

破綻に至る予兆についても書かれています。2位によると、2016年ごろに信用調査会社へのてるみくらぶに関する信用情報の問い合わせが急増し、翌2017年に調査が始まった、という流れです。

ただし、この経歴を裏づける一次・大手の記録は、確認した範囲では見当たりませんでした。同じ記事の中でも、負債額や粉飾決算のように大手で裏の取れる項目と、経歴のように取れない項目が混ざっています。

逮捕の日付は大手で確認できます。トラベルボイスによると、警視庁は2017年11月8日に、有印私文書偽造および詐欺の容疑で逮捕しました。翌2018年2月には、破産法違反(詐欺破産)の疑いで再逮捕する方針が報じられています。

その間の再逮捕も報じられています。AERAによると、警視庁は2017年11月28日、山田さんと同社の経理担当者を詐欺などの容疑で再逮捕しました。当サイトでは、その担当者の氏名は書きません。

待遇について書いている箇所もあります。検索2位のまとめ記事は、役員報酬を年およそ3,360万円とし、原宿駅付近の家賃およそ35万円のマンションに会社の経費で住んでいたとしています。

これも2位の記述で、一次・大手でたどれる記録は確認した範囲では見当たりませんでした。当サイトでは、この記述に添えられた人物評まではなぞりません。

大学はどこ?学歴について確認できること

「山田千賀子 大学」も検索される言葉ですが、確認した範囲に答えを出せる材料がありませんでした。

結論から言うと、大学名は確認した一次・大手の範囲では特定されていません。学部についても、確認した一次・大手の範囲では記載のある記録が見当たりませんでした。

検索2位のまとめ記事は「1973年に大学卒業」と書き、別の箇所では「神奈川県の私立大学を卒業した程度の情報だけが報道で明らかになっています」としています。ただ、その報道がどの媒体のいつの記事なのかは示されていません。

ここは「報道で明らか」という書き方に引っぱられやすいところです。当サイトでは、媒体をたどれない記述を学歴として書くことはしません。

若い頃について公表されている範囲

若い頃についても、公表されている範囲はかなり狭いというのが調べた結果です。

年齢は報道で確認できます。ハフポストは2018年2月の記事で「山田千賀子被告(67)」、日本経済新聞は同年7月の判決記事で「山田千賀子被告(68)」と書いています。ただし生年月日は確認した範囲では分からないため、この1歳差が報道時点の違いによるものかどうかまでは決められません。

一方で、生年月日も出身地も、確認した範囲では記録が見当たりませんでした。学生時代の様子や、旅行業界に入るまでの事情についても、確認した一次・大手の範囲では記録が見当たりませんでした。

検索2位のまとめ記事は「当時31歳という若さで社長になった」「26歳という若さで役員に就任」と書いていますが、これらも一次・大手では裏づけをたどれませんでした。

当サイトでは、家族や私生活に踏み込むこともしません。判決で確定した事実と、本人が名前のある媒体で語った内容までが、書ける範囲だと考えています。

てるみくらぶ・山田千賀子の現在についてわかっていることのまとめ

ここまで確認できたことを整理します。

  • 確認した一次・大手の範囲でたどれるのは、2018年7月20日の東京地裁判決までだった
  • 判決は懲役6年・求刑懲役8年で、河本雅也裁判長は「犯行の計画性や常習性は明白で、手口も巧妙だ」と述べた
  • 本人は公判で起訴内容を認め、「迷惑をかけてしまい、申し訳ない」と謝罪している
  • 起訴の中身は融資金5億4,000万円の詐欺と、現金1,000万円を破産管財人に申告しなかった破産法違反など
  • 「現在も服役中」と書いているのは検索2位のまとめ記事だけで、同じ範囲に一次・大手の裏づけはない
  • 収監の開始時期・刑期の起算日・満期に触れた記述は、確認した範囲では見当たらない
  • 確認した15件のうち、判決より後の出来事に触れているのは1件だけだった
  • 2位は東京商工リサーチに言及し「報道で明らか」とも書くが、媒体名と報道日をそろえて示した箇所は0件
  • 「山田 千賀子 宗教」で出てくるのは会社と宗教系法人の接点についての記事で、その記事自身が「てるみくらぶと宗教団体を繋ぐのは、山田千賀子社長ではなく」と書いている
  • 確認した範囲で、本人の信仰に触れた記述は0件だった
  • 本人のWikipediaページがあると読める記述も、確認した範囲では見当たらない
  • 大学名は一次・大手で特定されておらず、生年月日も出身地も同じ範囲で記録がない
  • てるみくらぶは1998年12月設立・従業員130名で、2016年9月期の年売上高は約195億円だった
  • 破産申請は2017年3月27日、申請時の負債は約151億円だった
  • 詐取額の内訳は三井住友銀行から約4億円・東日本銀行から約1億5千万円と報じられている(ハフポスト/朝日新聞デジタル配信)
  • 2017年11月ごろ、自宅から破産管財人に申告していない現金約700万円が見つかったと報じられた(社内保管の1,000万円とは別)
  • 2017年11月28日、山田さんと同社の経理担当者が詐欺などの容疑で再逮捕されたとAERAが伝えている
  • 判決では、親族から240万円を借り入れて300万円を破産財団に組み入れたことや、前科がないことが考慮された(TRAICY)
  • 債権者集会の日の様子は、7カ月ぶりに債権者の前に立ち黒いジャケット姿で終始うつむいていた、と東京商工リサーチが伝えている
  • 臨時休業の張り紙・役員報酬・関連会社名・信用照会の急増・社員や内定者への影響は、いずれも検索2位のまとめ記事の記述で、一次・大手の裏づけは確認した範囲では見当たらない

調べていて印象に残ったのは、裏の取れる部分と取れない部分が同じ記事の中に混ざっているという点でした。負債額や判決は大手でたどれるのに、経歴や現在は同じ記事の中で出所が示されないまま並んでいます。

山田千賀子さんの現在について、当サイトが言えるのは確認した一次・大手の範囲では、判決より後の記録をたどれないところまでです。新たに確認できる報道が出た場合には、この記事も更新します。

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