きりすけファミリーといえば、保育士パパと看護師ママが織りなすキラキラした育児動画で大人気のファミリーYouTuberですよね。登録者数は32万人を超え、2025年10月には第3子・ちひろくんも誕生して5人家族になっています。
でも、そんな理想的な一家に対して「炎上した」「アンチが多い」という声がネット上で目立つのも事実。気になっている人も多いのではないでしょうか。
実際にどんな炎上があったのか、なぜアンチが生まれるのか、その理由と経緯を詳しく見ていきましょう。
きりすけファミリーの炎上・アンチが多い理由とは
まずは結論から。きりすけファミリーに批判が集まる理由は、大きく分けて以下のポイントに整理できます。
- 保育士×看護師の「完璧すぎる親スペック」に対する嫉妬や比較意識が強い
- 子供の顔出しや入浴シーンなど、プライバシー配慮への懸念が根強い
- 救急車で搬送される子供を撮影・公開して炎上した過去がある
- 動画の演出が「ビジネスっぽい」「生活感がない」と感じる層がいる
- パパの職業詐称疑惑がネットで話題になったことがある
| チャンネル名 | きりすけファミリー(旧:きりのちゃんねる) |
|---|---|
| パパ | たかくん(1994年生まれ)/保育士 |
| ママ | るりさん(1996年生まれ)/看護師 |
| 長女 | きりのちゃん(2019年生まれ) |
| 長男 | そうすけくん(2021年生まれ) |
| 次男 | ちひろくん(2025年10月生まれ) |
| 所属事務所 | anyshe(エニーシー)/ソニー・ミュージックソリューションズ |
| 開始時期 | 2020年1月(初投稿動画は再生回数260万回超え) |
きりすけファミリーが批判を集めやすい背景には、いくつかの構造的な要因があります。とくに大きいのは「完璧すぎるがゆえの反感」「子供の顔出し問題」「ビジネス感」の3つです。
「嫌い」と言われる原因は完璧すぎるから?
保育士のパパと看護師のママという肩書きだけ見ると、いかにも育児がうまく回っていそうに感じますよね。実際、動画では暮らしや育児がきれいに整っているように映っていて、それを見て素直に「すごい」と思う人も多いです。
一方で、現実とのギャップに戸惑う視聴者が出てくるのも無理はありません。毎日の仕事と育児で手一杯な人からすると、きりすけファミリーのような理想的な生活は遠い世界に感じてしまいます。
「どうしても比べてしまう」というのは、ネットではよくある感情です。見る人の立場や余裕の有無によって印象が割れ、そのズレが強い言葉や批判として噴き出してしまうことがあります。
「きりのちゃんねるきらい」「きりのちゃんねる 嫌い」といった検索が一定数あるのも、こうした感情の裏返しと言えるでしょう。チャンネル自体に問題があるというより、見る側の心理が反映されている部分が大きいです。
子供の顔出しとデジタルタトゥーへの懸念
きりすけファミリーが批判されやすい理由の一つが、子どもの顔出し問題です。長女・きりのちゃん、長男・そうすけくん、そして第3子のちひろくんまで顔を隠さず動画に出していることで、将来を心配する声が多く上がっています。
とくにネットでは、顔や名前、生活の様子が半永久的に残る「デジタルタトゥー」を不安視する人が少なくありません。「思春期に嫌がるのでは」「就職や人間関係に影響しないか」といった意見が目立ちます。
さらに、両親が保育士と看護師という専門職であることから、「子供を取り巻くリスクは分かっているはずなのに、なぜ?」という疑問が強まりやすいのも事実です。
親としての愛情や成長の記録のつもりでも、それがネットに残り続ける以上、見る側はどうしても子どもの未来を心配してしまいます。その温度差が、議論や批判につながっているように見えます。
動画の演出がビジネス臭いと感じる層
「丁寧な暮らし」があまりにも完成されすぎているという点も、賛否を呼ぶ理由の一つです。映像はまるで映画のように綺麗で、BGMや編集も作り込まれており、もはや家庭の記録というよりひとつの作品に近い印象があります。
その完成度の高さゆえに、「これは本当に日常なのか」「ビジネスとして演出されているのでは」と感じる人も少なくありません。
実際にanyshe(ソニー・ミュージックソリューションズ)に所属して活動していますから、”生活感”が薄れてしまう場面があるのは否めないところです。
初期の素朴な「きりのちゃんねる」時代を知る視聴者ほど、その変化に寂しさを覚えやすく、「遠い存在になった」と感じてしまうのも無理はないでしょう。
きりすけファミリーが炎上した問題行動まとめ
ここからは、きりすけファミリーが実際にネット上で「炎上」と騒がれた具体的なエピソードを時系列で振り返ります。救急車騒動を筆頭に、複数の出来事が積み重なっています。
救急車動画の炎上経緯
きりすけファミリーが最も大きく批判を浴びた出来事が、2022年12月に起きた「救急搬送動画」の一件です。
事の発端は、長男・そうすけくんが食物アレルギーの症状で救急車を呼ぶことになった際の映像をYouTubeで公開したことでした。救急車が自宅前に停まっている中、パパさんは自分の車内から状況を説明する動画を撮影し、アップロードしています。
両親としては「どういう状況で救急車を呼ぶべきか」という判断基準をシェアし、同じ親御さんの役に立ちたいという意図があったようです。
しかし、動画が公開されるとすぐに、「一刻を争う場面でカメラを回す神経が理解できない」「苦しんでいる子供をネタにしている」という厳しい批判が殺到しました。
結果として動画は数日後に非公開となり、コミュニティ欄で「コメントを全て読み、非公開にしました」という旨の謝罪報告がなされました。当時視聴した人々によると、救急車内の緊迫した様子や子供の生々しい表情が映っていたとされています。
YouTuberとしての記録欲が裏目に出てしまった典型例として、現在でも語られることの多いエピソードです。
入浴シーン動画への批判
問題となった映像は、自宅できりのちゃんが入浴している様子を撮影したものだったと伝えられています。女の子の体の一部を隠す編集が不十分だったとされ、視聴者の間で配慮不足ではないかという声が広がりました。
未成年の入浴シーンをインターネット上で公開すること自体に対し、プライバシーや安全面を懸念する指摘が多数寄せられています。
本人が判断できない年齢であること、一度公開された映像は完全に消すことが難しいことなど、将来的な影響を心配する意見も少なくありませんでした。
現在この動画は視聴できない状態になっています。その後の水回りやプールの動画では衣服や水着を着用させるなど、以前より慎重な対応が取られているようです。
ネイル炎上の真相
チャンネル開設当初に物議を醸したのが、「ママの爪が長すぎる」という問題です。当時まだ赤ちゃんだったきりのちゃんを抱っこするママの手元に、デコレーションが施されたかなり長さのあるネイルが写り込んでいました。
視聴者からは「赤ちゃんの肌を傷つけそうで怖い」「オムツ替えの衛生面は大丈夫なのか」と、子供の安全を懸念する指摘が相次ぎました。
一方で擁護する声もありました。「看護師として普段は爪を短くしているんだから、育休中くらいオシャレを楽しんでもいいのでは」という意見もあります。
「爪が長くても器用に育児をしている人はいる」といった声も上がり、単なる批判を超えた育児の価値観論争へと発展しました。
現在は当時の動画を確認することは難しくなっていますが、その後の動画ではママの爪が短く整えられており、視聴者の声を受けて改善したものと見られています。
「叱らない育児」への批判
一部の視聴者から厳しい目が向けられる理由の一つに、パパの徹底した「叱らないスタイル」があります。保育士という職業柄か、動画内でのパパは常に穏やかで、声を荒らげることがありません。
「まだ言葉が完全に理解できない時期だから」という理由で、イタズラをしても強く咎めないスタンスを貫いています。
しかし、これを見た視聴者からは「注意が軽すぎて子供に響いていない」「ダメなことは本気で教えるべき」と、しつけの甘さを指摘する声が少なくありません。保育の現場で培った理論に基づいた対応だとしても、動画越しに伝わるのは表面的な部分だけなので、誤解が生まれやすい構造があります。
嫉妬から生まれるアンチの心理
きりすけファミリーに対する批判の中で、最も感情的で根深いのが「リア充アピールへの反発」です。古民家のリノベーションやこだわりの新居紹介は、ファンにとっては楽しみなコンテンツですが、一部の層からは「金持ち自慢」「住む世界が違いすぎる」という嫉妬の対象になっています。
現在は二拠点生活を送っており、古民家とは別に幼稚園に近い場所に一軒家を借りているとのこと。こうした経済的な余裕が見えるたびに、生活に疲れた視聴者のコンプレックスを刺激してしまう面はあります。
また、ファミリーチャンネルでありながら夫婦水入らずのデートやショッピングの様子を見せることも、「子供を置いて贅沢している」「親が主役になりすぎ」という批判の種になることがあります。
羨望が憎悪に変わってしまう……そんな視聴者側の葛藤が、アンチコメントとして表面化しているのが実情のようです。
パパの「職業詐称」疑惑の真相
きりすけファミリーのパパといえば「現役保育士」が代名詞ですが、ネット上では「本当に保育士なの?」「職業詐称では?」という疑惑が根強くあります。その真相に迫ります。
パパは現役保育士の可能性が高い
アンチスレなどでは「設定だ」と揶揄されることもありますが、泣いている子供を一瞬で落ち着かせるトーンや、年齢に合わせた絶妙な言葉選びは、現場経験がなければ出てこない職人芸です。
手遊び歌のレパートリーの豊富さや、絵本を読むときの抑揚の付け方も完全に「先生」のそれそのもの。動画の端々に見えるスキルを見る限り、パパが保育に精通していることはほぼ間違いないでしょう。
シフト制の勤務や育休制度をうまく活用し、パートナーと協力しながら撮影・編集の時間を捻出していると推測されます。
なぜ「職業詐称」と疑われるのか
世間一般が持つ「保育士=激務で薄給」というイメージと、きりすけファミリーのあまりにも優雅なライフスタイルの間に、大きなギャップがあるからです。
動画には経済的な余裕を感じさせる描写が多く、これを見た一部の視聴者が「保育士の給料だけでこんな生活ができるわけがない」「動画のために仕事を辞めているに違いない」と考え、そこから「職業詐称」というワードが一人歩きしてしまったようです。
動画の更新頻度が高いことも「いつ仕事をしているんだ?」という疑惑に拍車をかけています。
ただし冷静に考えれば、YouTubeからの広告収益やanyshe所属によるタイアップ案件の収入があるわけですから、生活水準が高いのは不思議なことではありません。保育士でも副業で成功すればこれだけ豊かな暮らしができるんだ、というロールモデルとも言えます。
きりすけファミリーが愛され続ける理由
アンチの声がどれだけ大きくても、きりすけファミリーが提供する「プロの育児スキル」と「理想の家族像」には、それを補って余りある圧倒的な需要があります。
2025年10月に第3子・ちひろくんが誕生してからは、5人家族としての新たなステージでのドタバタや、それを夫婦で連携して乗り越える姿が、同じく育児に奮闘する視聴者の強力な参考になっています。
パパさんの寝かしつけ技術や、ママさんが「瑠璃のだいどころ」チャンネルで発信する栄養満点の料理レシピは、実用的な情報として非常に価値が高いです。
単なるキラキラ動画だけでは長く続きません。専門職としての実力に裏打ちされた信頼感があるからこそ、登録者数32万人を超える人気を維持できているのでしょう。

