与沢翼の父親・与沢和紀の経歴と評判は?NTTからフォーティネット社長までの軌跡

「秒速で1億円稼ぐ男」として知られる与沢翼さん。その破天荒な生き方の原点に、実はエリート街道を歩んできた父親の存在があるのをご存じですか。

与沢翼さんの父親・与沢和紀さんは、NTTグループで長年キャリアを積み、現在はフォーティネットジャパンの社長執行役員を務める人物です。スタンフォード大学でMBAも取得しています。

息子とはまるで正反対に見える堅実なエリートの父が、与沢翼さんにどんな影響を与えたのか。ここ、気になりますよね。

与沢翼の父親・与沢和紀の経歴とプロフィール

  • 与沢翼の父親・与沢和紀はNTT出身で、現在はフォーティネットジャパンの社長執行役員
  • 千葉大学を卒業後NTTに入社し、1995年にスタンフォード大学でMBAを取得
  • NTTセキュリティホールディングスの代表取締役社長やNTT America副社長など要職を歴任
  • 与沢翼の名前「翼」は、父がパイロットを目指していた夢に由来する
  • 単身赴任で家を空けることが多く、その環境が息子の反骨心と独立志向を育てた

まずは与沢和紀さんの経歴を時系列で見ていきましょう。NTT入社からフォーティネットジャパン社長就任まで、かなり華やかなキャリアの持ち主です。

名前 与沢和紀(よざわ かずのり)
生年(推定) 1957年頃(千葉大学1979年卒から逆算)
学歴 千葉大学卒業(1979年)、スタンフォード大学経営大学院MBA(1995年)
職業 フォーティネットジャパン合同会社 社長執行役員(2023年7月〜)
主な経歴 NTT入社→NTTコミュニケーションズ→NTT America副社長→NTTセキュリティCTO→NTTセキュリティホールディングス代表取締役社長→フォーティネットジャパン社長
息子 与沢翼(実業家・投資家)

NTT入社からスタンフォードMBA取得までのキャリア

与沢和紀さんは1979年に千葉大学を卒業し、NTTに入社しています。入社後は研究開発、人事、営業、エンジニアリングと幅広い部門を経験し、東京・仙台・金沢・カリフォルニアなど国内外で勤務してきました。

注目すべきは、1995年にスタンフォード大学経営大学院でMBAを取得していることです。当時のNTTには社内選抜制度があり、海外のトップスクールに派遣される社員はごく一部のエリートだけでした。

スタンフォードでの学びは、国際ビジネス戦略やテクノロジーと経営の融合が中心だったとされています。この経験が、後のNTTにおける海外事業展開やM&A戦略に大きく活かされることになります。

2006年から2011年にかけてはNTTコミュニケーションズで複数の海外サイバーセキュリティ企業の買収を主導し、NTT America副社長として海外拠点の統括も担当しました。

その後、NTTセキュリティのCTO(最高技術責任者)としてAI検知技術や脅威インテリジェンスの強化をリード。2018年から2021年までグローバルR&Dを率い、NTTセキュリティホールディングスの代表取締役社長まで上り詰めました。

フォーティネットジャパン社長としての現在

2023年7月18日、与沢和紀さんはフォーティネットジャパン合同会社の社長執行役員に就任しました。フォーティネットは世界的なサイバーセキュリティ企業で、その日本法人トップという重要なポジションです。

NTTグループ時代に培った通信・セキュリティの知見と、スタンフォードMBAで得た国際的なビジネス感覚が評価されての抜擢でした。定年を超える年齢でありながら、最前線で日本のセキュリティ戦略を牽引し続けています。

フォーティネットジャパンでは、官公庁・医療・教育・金融・製造など幅広い業界へのセキュリティ製品の導入支援に注力。ゼロトラストや多層防御アーキテクチャなど、最新のセキュリティ要件に対応する戦略を主導しています。

2026年1月の年頭メッセージでは、AIと自動化を取り入れた攻撃手法が本格化していることに触れ、「サイバー犯罪が産業システムとして機能し始めた」と警鐘を鳴らしました。単なる製品提供にとどまらず、業界全体のセキュリティ意識向上にも取り組んでいる姿がうかがえます。

パートナー評価では2年連続で首位を獲得するなど、社外からの信頼も厚い人物です。

与沢和紀の年収はどのくらい?

与沢和紀さんの年収は公表されていませんが、その肩書から相当な水準であることが推測できます。

フォーティネットは米NASDAQ上場のグローバル企業で、日本法人の社長ともなれば年収は数千万円〜1億円規模と見られています。外資系IT企業の日本法人トップクラスの報酬水準を考えれば、少なくとも3000万円以上はあるでしょう。

さらに、NTTグループ時代にも代表取締役社長や副社長などの要職を歴任しており、長年にわたって高い報酬を得てきたことは間違いありません。

息子の与沢翼さんが「純資産100億円」と公言するほどの資産を築いているのに対し、父親は堅実なサラリーマン経営者として着実にキャリアを積んできたタイプです。親子で稼ぎ方のスタイルがまったく違うのも興味深いところですよね。

与沢和紀の評判は?部下が語る仕事のスタイル

与沢和紀さんは、社内外から「徹底した理論派」として知られています。会議では感情論を排除し、データと事実に基づいた発言を求めるタイプで、指示は明確かつ簡潔。

プロジェクトの進捗管理も緻密で、遅れが生じた場合は必ず原因を突き止めてから次に進む姿勢が評価されてきました。評価基準は成果に対してフェアで、役職や年齢に関係なく実力主義を徹底していたそうです。

一方で、私情を業務に持ち込まないスタイルが「冷たい印象」を与えることもあったようです。ただしそれは、部下のパフォーマンスを最大化するための「距離感を保った信頼関係」であり、若い世代の社員にとっては刺激的な存在だったとされています。

また、子どもの頃から飛行機が好きだったという一面も。米国赴任時には実際に操縦免許を取得しており、「空にいると、日常の悩みなんてたいしたことはないと思えてくる」と語っています。仕事では合理的な経営者、プライベートでは空を飛ぶロマンチストという、意外なギャップのある人物です。

与沢翼と父親・与沢和紀の関係

エリートサラリーマンの父と、「秒速1億円男」と呼ばれた息子。一見正反対に見える二人ですが、実は思考の根幹に共通する部分があります。父親の生き方が与沢翼さんにどう影響したのかを見ていきましょう。

「翼」の名前に込められたパイロットの夢

与沢翼さんの名前「翼」には、父・和紀さんの夢が込められています。和紀さんは学生時代にパイロットを目指していましたが、視力の問題から航空会社のパイロットになる道を断念せざるを得ませんでした。

その夢を息子に託す形で「翼」と名付けたというエピソードは、多くのメディアで語り継がれています。

興味深いのは、和紀さんがその後のアメリカ赴任時に実際に操縦免許を取得していることです。諦めきれなかった空への想いを、形を変えて実現したわけですね。

父から息子へ受け継がれた「翼」という名前。与沢翼さんがビジネスの世界で大きく羽ばたいたことを考えると、父の願いはある意味で叶ったと言えるかもしれません。

単身赴任と別居生活が息子に残した影響

与沢和紀さんはNTTでのキャリアの都合上、転勤が多く、家族と離れて暮らす時間が長かったようです。東京、仙台、金沢、カリフォルニアと各地を転々とする中で、家庭では母親が主に子育てを担っていました。

幼い翼さんにとって、父がいつも家にいないのは寂しい経験だったと語っています。母親から「あなたのために頑張って働いているのよ」と説明されても、幼心には納得しきれなかったそうです。

この時期の孤独感が、後に与沢翼さんが掲げる「経済的自由」「誰にも支配されない生き方」という思想の土台になったと考えられています。父のようにNTTという大組織の中でルールに縛られて生きるのではなく、自分の力で稼ぎ自由に生きたい。そんな反発心が芽生えたわけです。

一方で、父から直接的な教育は少なかったものの、「論理的に物事を考えろ」「勉強はすべき」という価値観は無言のうちに伝わっていたようです。スタンフォードMBAを取得し、海外でキャリアを築く父の背中は、翼さんのグローバル志向にも影響を与えた可能性があります。

形式的な躾ではなく「背中で見せる教育」が、与沢家のスタイルだったのかもしれません。

高校中退から早稲田大学へ、父への反発と成長

与沢翼さんは埼玉県の進学校に通っていましたが、高校2年生で中退しています。周囲との価値観の違いや、レールの上を走ることへの違和感が理由とされています。

父・和紀さんはNTTという安定企業でエリートコースを歩んだ人物。しかし翼さんにとって、そうした「優等生的な生き方」は窮屈に感じられたようです。常に正解を求められる家庭の空気に息苦しさを覚えていたという声もあります。

中退後は大検を経て早稲田大学社会科学部に進学し、経済や経営の基礎を学びました。大学時代にはアパレルビジネスを起業し、借金と倒産も経験しています。

この高校中退という選択は「逃げ」ではなく、自己決定による自由の獲得だったと言えるでしょう。そこには父の生き方への反骨心と、「他人と同じ道を歩まない」という強い独立志向がありました。

父と子で生き方のスタイルはまったく異なりますが、「自分の頭で考え、合理的に判断する」という思考の骨組みは共通しています。与沢翼さん自身も「父とは性格がまったく違うけれど、考え方の骨組みは似ている部分がある」と語っています。結局のところ、親子は似てくるものなのかもしれませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA



日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)